2017年10
月 20日(金)

 〜   日経平均、ついに14連騰へ!  〜

 
 
前回は、「驚異の上げ基調」と記載したが、その後も連騰記録を伸ばし、ついに1960年12月から1961年1月の最長記録に並んだ。

 この時は、池田勇人内閣の「所得倍増計画」によって高度経済成長の真っただ中で、当時これを「岩戸景気」と称していた。なんとも懐かしい響きである。

 今回の連騰の要因として挙げられるのは、前回も記載したように@今回の選挙による自民の安定政権への期待、A海外投資家の買い継続、これに加えてB今後次々に発表される上半期決算及び年度末の決算の上方修正への期待もあって、株の先高観が根強いようだ。

 選挙後は、一旦の利益確定売りも出やすい状況にはなるが、上昇基調は続くとの見方が専門家の見方である。

 また、今月に入って連騰が続いているために、日銀のETF買いが入らないままとなっている。
 今後、午前中に少しでも下げたらこの買いが入ることも想定されるし、予算消化上で一日当たりの買い入れ額を増額してくる可能性もある。
 このため下げても下値は限定的となり、上昇基調はまだまだ続くとの見方である。
 
 さて、週明けはどうなるのか、今日も日経平均先物は夜中に−250円以上となっていたが、それを全く無視してのわずか9円ではあるが上昇に切り返した。

 一旦は選挙結果は織り込み済みとの思惑からかなりな売りも出ると思われるが、為替は現在(20時半)113円台へと円安に向かっているので、これを好感した買いも想定される。

 ここまでくれば、できればまた昼から大きく切り返して15連騰と歴史的な記録を作って欲しいものである。その場に立ち会って、デイトレをしている感動をじっくりと味わいたい!