2017年9
月 28日(木)

 〜   衆議院解散、「希望の党」脅威!  〜

 
 本日、衆議院が解散した。
 
 大儀なき解散と言われているが、街頭インタビューで今回の解散を「ころ合い解散」と称されていた方がおられたが、言い得て妙であった。

 ところで民進党とはどういう政党なのか、前原代表は、「名を捨て実を取る」という、まさに選挙に勝つためだけの、中身がない大義無き解散・合流である。

 もっとも、「希望の党」の党首である小池都知事は、合流ではない。党として個別に受け入れるかどうかを判断するといった発言をされていた。民進党議員は新党に受け入れられなかったら無所属で立候補することになるのか?

 また。小池都知事は「しがらみのない政治」を目指すと言われているが、ここに元民進党の議員が大量に流れ込んでくれば、まさにしがらみばかりの政党になるのではないか?

 解散前は自民の圧勝みたいな見方が大勢を占めていたが、ここにきて一気にその様相がおかしくなってきた。
 選挙は水物である。状況によっては、「自民惜敗!」といったことも懸念される。

 この先取りが早くも今日の市場に現れた。新党が「脱原発」をうたっているということで、原子力発電所を多数有する関電の株価が5%以上も下落した。

 これまで外国人投資家の大量買い越しで株価の上昇が続いていたが、この選挙戦の状況を外国人投資家がどう見るのか。

 北朝鮮の緊迫状況に加えて、またまたリスク管理の必要性が高まってきたようだ。