2017年9
月 8日(金)

 〜   1ドル107円台へ、円高進む!  〜

 
 本日デイトレをしていると、13時50分頃に急激に円高がすすみ、とうとう1ドルが107円台に突入した。

 これまで北朝鮮問題のリスクオフにより円高が進んでいたが、更なる円高になってしまった。

 一気の円高の理由は、メキシコ沖のマグニチュ−ド8.2の巨大地震の発生のためであった。

 一気の大幅な円高の割には日本市場はそれほど大きな反応も示さず、円高の幅よりは落ち着いた相場感であった。
 
 メキシコではもう一つニュースがあった。今日、メキシコは北朝鮮大使を国外追放処分とした。理由は言うまでもなく、国連安保理決議違反のミサイル発射や核開発の強行のためであるが、加えて「メキシコにとって重要な日本や韓国の脅威が増している。」としている。友好国とは有り難いものである。

 メキシコのペニャニエト大統領は、「この百年で最も大きな地震!」と語られているが、地震の被害の詳細はまだ不明である。
 我が国内でも水害の復旧作業等で多忙ではあろうが、友好国の巨大地震からの復旧のためには、早急に支援の手を差し伸べるべきである。

 さて、明日は9月9日、北朝鮮の建国記念日である。

 昨年はこの日に核実験を行っているが、今年はどのような行動に出るのか?
 ICBMの発射は予想されており、日本の上空を飛来する可能性も指摘されている。
   
 このような行動を行えば、北朝鮮は更なる孤立化を進めることになる。
 そろそろ挑発行為を止めて、国際社会の仲間として歩きだすにはまだ時間がかかるのか?