2017年8
月 1日(火)

 〜   九州豪雨・線状降水帯!  〜

 
 今年も早くも8月を迎えた。
 間もなく孫たち一家がやってくるので、また忙しい夏になりそうである。

 先週末に、加賀の名峰であり、日本三霊山に名を連ねる白山に登ってきた。

 山ガイドによれば、「天気が悪そうなので、いつでも雨具を取り出せる状態にしておくように。」との事前説明であったが、幸いにも雨に会うことも無く、雲の合間からではあったが、無事ご来光も拝むことができた。

 白山は花の山であり、登山道の周辺から、山頂まで高山植物が誇らしげに咲き誇っていた。

 ハクサンコザクラ、ハクサンフーロ、ハクサンシャクナゲなどなど、「ハクサン」との名を冠する植物群も多数確認できた。
 また、同行のメンバーも、日頃から山を愛する方々ばかりで、感動の山旅となった。

 白山に登るために、関連した文学作品を探していたら、高橋治氏の「風の盆恋歌」が出てきた。

 富山市八尾町の「おわら風の盆」はこの小説のおかげで一躍有名になり、祭りの最中には20〜30万人の観光客が訪れるという。
 
 三味線や胡弓のもの悲しい調べが、今では喧騒の中となり、昔の情緒がなくなったと地元の方々が嘆いておられるとか。

 山から帰って、次の日に女房の妹君が我が家にやって来た。白山に登ってきた話をすると、今度、友達とこの「おわら風の盆」を見に行くとのこと。あまりの偶然に驚かされた!!!