12月7日(月)

 〜   イタリア危機、無事通過! 〜

 
 イタリアの憲法改正の是非を問う国民投票は、前評判どおりに、反対多数で否決された。

 この結果をもって、レンツィ伊首相は辞意を表明した。これも想定の範囲内のことである。

 この影響がどうでるのか、今日は慎重姿勢で相場に臨んだが、急激な円高に向かうこともなく、日経平均は150円ほど下げたものの、大きな波乱にはならなかった。
 欧州においても、さすがにイタリアは下げたもののその他のEU諸国は上げている。

 日本市場にとっては、少々過熱感が出てきていたので、その熱さましのちょうどいい調整となったのではと思われる。

 今週はまだまだ上げ下げの調整相場となりそうであるが、いよいよ来週は米国のFOMCの会合が開かれる。

 先週金曜日の雇用統計のデーターも、特に問題はなかったことから、0.25%の利上げが想定される。これを織り込んで、ドル高円安に向かっていることから、もし、この利上げの決定がなかったら、為替は一気に円高に向かうことになる。
 イエレン議長はどう判断するのか?

 さて、現在ホームページの更新作業中であるが、「ベストショット」の一部の編集が終わった。
 画像サイズを大きくしたので、十分に見ごたえがある内容に仕上がったので、時間に余裕がある方はご鑑賞ください。