10月08日(土)

 〜   秋模様の絶景尾瀬散策旅! 〜

 
 尾瀬散策から、南北両サイドに聳える日本百名山の燧ケ岳と至仏山に登る山旅に行ってきた。

 燧ケ岳はガスがかかり、絶景とまではいかなかったが、時折ガスが切れて、その合間に尾瀬沼から尾瀬ヶ原を垣間見ることができた。

 尾瀬ヶ原散策日は最高の天気になり、汗ばむほどの陽気となった。

 秋模様の尾瀬ヶ原を歩いていく。吹き抜ける風が心地よい。前方に至仏山、後方に燧ケ岳、はるかかなたの樹林帯には数は少ないが、綺麗な紅葉が目を楽しませてくれる。

 尾瀬には1800個以上の池塘があるというが、「見晴」から「竜宮小屋」まではあまり大きな池塘がなかった。

 秋はこんなものかと思っていたら、至仏山が近づいてくるにつれて、やっと大きな池塘が現れ、「逆さ燧ヶ岳」も確認できた。

 池塘の水面にはスイレン科のヒツジ草が見事な紅葉ぶりを見せてただよっている。和服の柄に最適な絵模様である。

 至仏山は台風18号のせいで、羽田からの帰りの便が危うくなったので、早めの便に切り替えて帰ることにしたため、登頂はかなわなかった。

 尾瀬の山小屋は10月下旬には閉鎖するという。尾瀬は間もなく雪に覆われ、5月中旬の雪解けまで静かに眠ることになる。