9月20日(火)

 〜   台風連発、猛威! 〜

 
 最近、台風が頻発し、猛威を振るっている。

 先週は、テロではないが、同時多発で、しかもUターンし、発達しながら列島を縦断するなど、かって気ままな動きをする台風も出てきた。
 また、更に、これまでにない雨量を記録するものも多く、一時的な豪雨が局地的に襲い、この被害も拡大してきているようだ。風速も最大80mと激しくなり、「スーパー台風」という名前まで出てきた。

 日本も、ますます猛暑が厳しくなり、スコールのような雨や、竜巻が発生するなど亜熱帯から熱帯性の気候に変化してきている。心配なのは熱帯性のウイルスなどが日本にやって来ないかということである。杞憂であればいいが・・・。

 さて、明日は、いよいよ日銀の金融政策決定会合と、アメリカ・FOMCの会合が開かれる。
 日銀は「総括的な検証」を行うとしているが、追加の 金融緩和策が打ち出されるのかが最大の関心事となっている。
 総括的な検証では、マイナス金利の深堀を中心に検討されているが、これは銀行に対する影響が大きいので、追加実施するとなれば、これに対する何らかの手当も必要になる。
 安倍総理のブレーンである浜田氏が「アメリカが追加利上げをすれば、為替等の大きな動きが出るので、今回は見合わせるべき!」との主旨の発言をされているが、さて日銀はどう対応するのか?

 一方、アメリカでは、最近の雇用統計は完全雇用に近い状態となっており、条件は整っているが、その他の経済指標のデータが悪い。よって、一時は利上げ実施が40%であったものが、最近では20%まで低下してきている。
 よって、今回の利上げは見送り、更に11月2日の会合では8日の大統領選が控えているため、これも見送り、12月14日の会合で実施、という見方が多数派を占めている。     
 さて、会合の結果は?