7月10日(日)

 〜  「古希の祝い」 旅! 〜

 
 6月30日から7月5日にかけて、長野から群馬までの長距離ドライブを楽しんできた。

 娘婿のお父さんも小生と同じ昭和21年生まれである。よって、古希のお祝いを一緒にやろうと7月2日に一族が集まったものである。

 雀の宿と呼ばれる「磯部ガーデンホテル」を宴会場に選んだが、サービスが行き届き、料理も満足のものであった。
 
 旅の往復では、新門司港から大阪南港まで大洋フェリーを利用したが、帰りの便は新造船の2便にした。1等洋室にはトイレもついており、また、エンジン音や振動も小さめで、快適な船旅となった。

 ところで、今日は参院選投票日であった。
 既に開票が始まっており、自民が単独過半数を確保しそうな勢いである。
 アベノミクスは道半ばとのことだが、選挙速報では経済政策は中身の議論はまったくなく、むしろそれよりも憲法改正の方が大きく取沙汰されている。

 現在、為替が100円半ば当たりでフラフラしているが、一時の120円を超える時と比べれば、約2割も円高になっている。あまりに急激な円高である。

 リスクオフとなるとすぐに円が買われるのは仕方がないものの、日本企業の多くは為替レートを105円から110円で設定している。よって現状の円高が続けば、これからの企業業績が悪化してくるのは明らかである。黒田総裁が言う緩やかな経済成長とはとても言える状態ではなくなる。

 日銀は「必要であれば躊躇なく対策を講じる。」とは言っているが、いまだに躊躇している。臨時会合も開かれないままであるが、今月末の金融政策決定会合では、また失望の円高株安を招かないようにしてほしいものである。