4月16日(土)

 〜  九州列島、地震頻発!〜


  14日午後9時半前にM6.5の大地震が熊本で発生した。日奈久断層と布田川断層が交わる場所のやや北で発生したが、その後も余震が続いた。

 更に、16日午前1時半前に7.3の地震が発生した。実はこちらの方が本震だったという。
 これによって、一度目の地震には耐えたものの、本震によって家屋が倒壊したという被害が多発したようだ。
 この地震で亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災者の方々には、何とか頑張って元気を取り戻して欲しいものである。

 熊本在住の友人にはSMSで問いかけ、無事を確認するとともに被害の状況も確認でき、一安心したところである。
 逆に、福岡も結構な地震であったことから、心配して電話をいただいた方もおられた。この場を借りてお礼申し上げます。

 その後、地震は阿蘇方面から大分まで広域に拡大し、未だに余震を繰り返している。

 地震の地域の拡大は、他の断層が刺激を受けて、発生しているとのこと。まさに九州大地震となっている。地震との関連はないとのことだが、阿蘇山まで噴火を始めた。

 国の重要文化財である熊本城も甚大な被害を受けている。登山の時によく立ち寄る阿蘇神社も楼門と拝殿が倒壊した。阿蘇や高千穂方面への登山やドライブ旅によく利用した阿蘇大橋も跡形もなく土砂に流されてしまった。言葉も出ないほどの被害状況である。

 ホテルなどの宿泊施設のキャンセルが相次いでいる。地震がなければ、これからゴールデンウィークを迎え、人気のスポットであるところが、こちらの方も甚大な被害となっている。

 この地震はまだ、これから本震が来ることも考えられるというが、もう十分である。そろそろ怒りをおさめて、このまま早く平穏を取り戻してくれることを強く祈念している。