10月29日(金)

 〜  マチュピチュが初の友好都市協定!  〜


 日本人が最も訪れたい旅行先として人気ナンバー1のマチュピチュは、世界の各都市から友好都市となりたいという希望が殺到しているという。
 その中で日本の福島県安達郡大玉村が初の友好都市に選ばれ、先の10月 26日、現地遺跡で調印式が行われた。

 何故、大玉村だったのか???

 マチュピチュは1941年に村が設立されているが、その初代村長として1948年から3年間日本人の野村与吉氏が務められたと言う。この野村氏が大玉村の出身であった。

 野村氏は1917年、21歳の若さで移民し、現地女性と結婚、マチュピチュ村の開発に尽力され、水力発電所の建設、温泉の発掘、ホテルの建設などを行い、村の発展に多大な貢献をされている。

 マチュピチュで温泉にも入ったが、この時はこのことは知らなかった。知っていれば更に感慨深いものがあったであろう!

 さて、アメリカFOMCは今回も利上げを見合わせたが、12月の利上げの可能性を残したため、これを好感してダウは200ドル近い上げとなった。

 日本では明日は日銀の金融政策決定会合が開催される。追加の金融緩和策が打ち出されるのか、注目の的となっているが、市場の予想は、今回は無しというのが主流になってきているようだ。その時は失望売りが出そうであるが、どの程度の下げになるのかは全く見当がつかない。また、打ち出された場合も同様である。いずれにしても明日の昼頃から世界の市場関係者の目が黒田氏に集まることになる。