9月27日(日)

 〜  日本市場は未だ荒れ模様!  〜


  秋の彼岸も過ぎて、朝晩は少し寒ささへ感じるような季節となってきた。

 今年の瓢箪は発芽段階から不調で、まともに成長したのは8苗ほどで、総計で何とか80個ほどの収穫になりそうである。
 それも交雑して丸い瓢箪が多い。来年はまた新たに千成瓢箪の種を入手して純粋の千成瓢箪を育成することとしよう。

  アメリカではFOMCの会合も無事終えたが、会合前はFOMCで利上げが決定されれば株価は下がり、利上げ延期となれば株価は上昇するというのが市場関係者の大方の見方であった。

 そのFOMCは無事利上げなしの現状維持で通過したものの、イエレン議長の世界経済への慎重なコメントから、逆に市場関係者の不信感を招き、世界の株価が下げてきた。

 現在では、利上げ=強い経済=株価上昇、利上げ無し=弱い経済=株価下落の図式に変わってしまったようだ。

 先週のイエレン議長の「年内の利上げもありうる!」との追加の発言から、市場にも安心感が戻り、週末は欧米株は強い動きで終えた。

 日本市場も週末の25日は300円を超える上昇となったが、これは中間配当の権利取りの動きもあって、必ずしも反転に転じたというほどのものではない。

 相変わらず、米国や中国の経済統計の数字等に踊らされる動きとなりそうであるが、アベノミクスの第3の矢が放たれたことと、日銀の追加の金融緩和期待もあって、日本市場もそろそろ堅調な上昇へ期待できそうである。