12月7日(日)
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円安、一気に121円へ!
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為替が急激に変動し、ドル円は一気に121円台へ突入した。
この背景はアメリカ経済の好調さにあるが、このあおりを受けて、日銀の金融緩和策と円安を睨んで日本市場も驚異的な揚げ基調となっている。
更には、自民与党が300議席を超える勢いとの報道を下に、海外投資家の日本株買い安心感につながり、大幅な買い越しが続いてきている。
トヨタが想定外の揚げで、全体市場を持ち上げてきているようだ。
少し下げれば、すぐに待ちかまえていた個人の買い戻しが入り、更には日銀のETFも大きい。日銀は年間3兆円としているが、これを100回に分けても、1回当たり300億円の買いになる。まさに「押し目待ちに押し目なし」といった状態か。
現在の日本市場には周辺事情も合わせて不安要素が全くない状況のようだが、日本経済の強さを背景にした上げ相場ではないことから、何か出てくると一気に下げ
相場に転じる可能性も秘めている。
また、市場にからんでのもっかの最大の関心事は今回の選挙結果である。自民300議席は少々甘い見込みのようであるが、安定多数を維持できればアベノミクスが承認されたことになる。この安定多数の数字をどうみるかであろう。
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