毎年、京都の紅葉シーズンに関西に写真撮影に訪れているが、今年の１１月は何かと用事があって日程調整ができず、止む無く関西紅葉旅は諦めた。

　その代わりに、１２月になって、改めて「関西夜遊び旅」を計画した。

　新幹線の利用で、初日は「京都嵐山・花灯路」散策、特に竹林の小径と渡月橋のライトアップに期待、２日目は神戸散策、「神戸ルミナリエ」のライトアップに期待、他にも、「スカイタワーの空中庭園」からの大阪の夜景や、大阪城の「３Ｄマッピング・スーパーイルミネーション」など、２泊３日のショート旅ではあるが、まさに関西夜遊びの集大成である。
　また、宇治の平等院の修復工事が終わっているので、３日目には久しぶりに宇治まで足を伸ばすことにした。

　今から、新幹線の中で飲むワインが楽しみである。

　ところで、日本は一挙に選挙ムードに突入したが、衆議院解散の翌日のトップニュースはこの解散ではなく、高倉健さんの訃報であった。如何に国民に愛され、慕われ、共感を与えた俳優であったかが偲ばれる。高倉健さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

　さて、今回の選挙はどうなるのか。ＧＤＰが２期連続でマイナスを継続したことから、アベノミクスがかすんでしまったようだが、これが選挙に影響しないか心配である。

　自民与党が大敗すると、日本経済の先行きが不透明になり、海外投資家の信頼を一気に失うことになり、日本株を見限って手放してくる可能性も十分にある。日銀の買い支えがあるものの、当面の不安要素ではある。今後の状況をしっかりと見定めることとしよう。