２６日から孫の運動会に誘われて上京していたが、２７日の御嶽山噴火には驚かされた。

　御嶽山は元々活火山であり、その前兆として火山性地震が増加していたが、その後少し治まってきていたので警戒警報を発するまではしなかったとのこと。
　しかしながら、火山性地震が増加していたことを情報として発していてもよかったのではないかと思われる。登山者の心構えやその対策も少しは変わっていたのではないか。

　ちょうど錦繍の秋模様で、絶景を期待して御嶽山に登った登山者の方々は、その突然の噴火に驚かされたであろうし、山頂付近にいた方々は生きた心地がしなかったのではないだろうか。小生も登山を楽しんでいるので、身が引き締まる思いがしている。
　不幸にして亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
　
　さて、今日で今年度上半期も終わり、明日からは早くも下半期に入る。
　
　円安が進み、株価も順調に上げてきてはいるが、経済状況は必ずしも順調に回復してきているとは言い難い状況である。
　しかしながら、来年秋の消費税の税率１０％への引き上げができないと、日本の財政赤字化は更に深刻化し、海外諸国からの信用も失い、円安は更に進行し、日本経済に対する失望感から株価は暴落となるのではないか。

　そうならないように、打ち出した成長戦略を確実に実行し、経済再生と財政再建を両立させることを安倍総理と黒田総裁に期待したいものである。