今週月曜日から３泊４日で、南アルプスの主峰北岳から中白根山、間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳までのいずれも３０００ｍ級の５峰を踏破してきた。

　２日目は晴天から一気に小雨模様の登山となったが、３日目からは透き通るような青空の下で、富士山に見守られながらの絶景の稜線歩きとなった。

　北岳は富士山に次いで２番目の山、間ノ岳は３番目の山（昨年の標高の見直しで４位から奥穂高岳とならんで３位の山となった。）で、この間の稜線は標高３０００ｍを超える日本一長い稜線である。

　この稜線を歩く！
　感動の山旅であった。

　今回の山旅では、北九州市八幡区から参加の山本さんという希有の人と出会った。
　最後の大門沢小屋では満室のために同衾した仲であるが、今回の山旅中、２回もツアーメンバー等全員に缶ビールをふるまっていただいた。岩崎元郎氏とも旧知の仲で、一緒に海外に遠征に出かけているという。
　とても７４歳には見えない万年青年である。

　小生も「やりたいことを今やる！」という信条の下で、青春をしているつもりであるが、山本さんの行動力は小生を上回っておられた。

　世の中には元気な老人（山本さん、失礼！）がおられるものだとつくづく感心させられた山旅であった。