7月7日(木)
 

 〜 閣僚不統一、政治迷亭!〜
 

 今週月曜日に、岸本玄海町長が眞部九電社長に玄海原子力発電所2号機及び3号機の運転再開について同意する旨を伝えられた ばかりであるが、菅総理はこれから各原子力発電所について「ストレステスト」を実施するという。

 海江田経済産業大臣が玄海町長や佐賀県知事に「安全は国が責任を持つ。」と言った発言もむなしいものとなってしまった。

 これでは担当大臣としての立場がなく、これを国会で追及され、落ち着いた段階で辞任するという事態にまで発展していった。菅総理はまったく何を考えているのか。

 菅総理は元々原子力推進政策には反対であったとのこと。今更、何故このような時に、また、時の総理が発言すべきことなのか、熟慮の上での発言とも思えない。

 これでは、これまで理解を示してこられた原子力立地地点の方々の感情を逆なでするようなことになりはしないかと危惧する。

 九電のメール問題もおそまつである。地域を代表する企業とも思えない行動である。もう一度、企業とは何か、原点に戻って考え直してみる必要があるのではないか。