7月4日(月)

 〜  玄海町長、運転再開同意! 〜 

 本日、岸本玄海町長が眞部九電社長に玄海原子力発電所2号機及び3号機の運転再開について了承する旨を伝えられた。

 大震災後、各地の原子力発電所の原子炉が定期検査を終えた後も運転再開ができないままで停止しているが、地元自治体が運転再開の同意を示したのは初めてのことである。

 更なる安全性を高めるための措置は今後とも継続していかなければならないが、当面する必要な安全対策については措置済みということを評価されたのであろうが、まだまだ色々な意見がある中で、このような英断を下された町長に敬意を表したいと思う。

 まだ、佐賀県の同意が残っているので即運転再開にはならないが、九州の住民生活や経済活動にとって、一つの段階を終えたような気がする。

 九州電力には、更なる安全対策を講じていくとともに、住民への理解運動をしっかりと継続してもらいたい。