《 平成22年12月1日(水)・4日目 》 


 今日は5時50分に目が覚めた。
 少し湖畔を散策して、ホテルに戻り、朝食を済ませて、7時20分にホテルを出発する。

 今日は、ミルフォードサウンドに向かうために朝が早い。バス走行距離が580kmとのこと。

 テアナウまで180km、約2時間の行程、9時35分に着いた。ここで30分の休憩となる。これは運転手さんのためで、国の法律でクイーンズタウンからミルフォードサウンドに向かう場合、ここテアナウで30分以上の休憩をとらなければならないと定められているとのこと。
 運転手のデニスさんはちょうど30分でいいとのことで30分の休憩となった。

 ここが最後の町で、ここからは山の中に入っていき、そのままフィヨルドランド国立公園内に入っていく。
 10時10分に出発する。

 走る途中で、現地ガイドさんが「普通であれば、ここから雨の領域に入るが、今日は逆に、さっきよりも晴れてきています。こんなことは10回に1回あるかないかのことです!」と驚かれていた。

 このために、雨であれば見られた無数の流れ落ちる滝を見ることができなかったが、観光するにはやはり天気の方がいい。特に船に乗って雨と言うのでは楽しさが半減する。 両サイドに展開する山々の見上げる景観が素晴らしい!

 やがてトンネルに着いた。ホーマートンネルで、ここは15分ごとに上りと下りが切り替わる一方通行とされていた。15分は結構長い時間である。

 12時15分にキャズムに着いた。ここはクレドゥ川の流れ落ちる水の勢いで、石が複雑に削られた景観が見られるところである。遊歩道が整備されているので、この遊歩道を歩いていく。写真 には切り取り難い景観なので目で楽しむだけにする。

  12時35分に出発、山から下りて10分でミルフォードの船着き場に着いた。そのまま乗船し、船室で昼食となる。要するにランチクルーズである。弁当は見事なほどの和食であった。 船ということと弁当が和食なので、ワインは控えた。
 食べている時に出港となったので、急ぎ食事を済ませてデッキに出る。
 ビデオ撮影しながらその見事な景観を楽しむ。 ここは世界遺産にも登録されているが、船着き場から正面に見えるマイターピークの三角山の形状が際立っている。残念ながら冠雪はなかった。

 途中の岩場に、体重がわずか1kgから1.5kgしかないブルー・ペンギンや、ニュージーランド・アザラシが出迎えてくれる。
 外洋まで出てまた戻ってくる。帰りに落差155mのスターリング滝の近くによっていく。水しぶきが激しくなったのでデッキから船内に入って滝を眺める。女房は十分に水しぶきを浴びて「少し若がえった!!!」とはしゃいでいた。見た感じはまったく変わりはないが・・・。

 14時40分に下船して、 そのままバスに乗り込み、帰路に着く。テアナウ着16時30分、55分にここを出発して、19時10分にクイーンズタウンに着いた。レストランへ直行し夕食を済ませ、また食後の散策を楽しむ。近くにあったスーパーに入り込む と、同行のツアーメンバーも大勢来ていた。女房がおみやげ用にいくつか買い込んでいた。

 21時30分にホテルに戻った。
 だんだんと荷物が増えてきている。


  ※ クイーンズタウン・ホテル ; リッジス レイクランド リゾート  

  ※ 本日走行歩数;10,000歩