〜〜〜 同 行 メ ン バ ー 紹 介 〜〜〜 


 
今回のツアーの総計は31名。福岡から11名、大阪から20名で現地混成のツアーである。

1、我々のメンバー

 今回の旅行は、かっての職場の仕事仲間! というよりも、酒・魚釣り・マージャン・ゴルフといった遊び仲間が集まって、一度夫婦連れで旅行に行くかといった話をしていたところ、たまたま話がトントン拍子に進んで決まったと既に紹介したところ
 一人一人について名前を出すと支障があるか
もしれない(?)ので、それぞれの名前の頭文字をとって、Kさん、Nさん、Fさんとしている。

 Kさんは既に我々の職場は退職し、今は3回目の職場になる。いつもニコニコして恵比寿様のようである。こよなく酒を愛するが、たまには酒に飲まれることもある。いやむしろ酒を飲むたびに酒に飲まれていると言った方がいいくらいか ?(Kさん失礼)
 最近になって年齢に似合わずスキューバダイビングに懲りだしたため、奥さんがお金がかかってしようがない わと常にぼやいておられるにも係わらず、駄目だと言われないのが奥さんの人柄であり、またKさんの人徳でもある。理想の熟
年夫婦といった感じ。
 

 Nさんは、まだ現役で我々の職場の仲間であり、いつも大きな目で周囲をギロリと眺めまわしているものの、いたって気のいい人物である。こよなく酒を愛するものの、決して酒に飲まれることはない。むしろ酒をたしなんでいるといった飲み方である。

 詩吟は師範格で、これで生活できるほどの腕前の持ち主。
 既に結婚されている一粒種の大事な娘さんが旅行前にお二人目を出産されていたが、最近では夫婦ともどもこのお孫さんから目が離せなくなっている今日このごろである。
 

 Fさんは、同じくまだ現役で、私の後のポストに座っている。
 酒をこよなく愛するものの、最近
はよる年波に勝てず(?)押さえ気味である。若い頃は人に「飲め飲め!」と無理矢理飲ませるのが生き甲斐で、飲み始めるとすぐ裸になって一人で騒いでいた。
 Nさんと同じく詩吟は師範格であり、また退職後は不動産屋でもやるかと資格取得に精を出し、更に副収入を得るために、密かにパチプロも目指している。 

 このパチプロを目指す旦那をいつもやさしく見守っている奥さんは初めての海外旅行とのことであったが、旅行後の初会合で、「ビデオを見ると、この二人はいつも一緒だ。」と話題になっていた。
 
 同じ仲間にOさんがいる。Oさんは今回は仕事の関係で残念ながら不参加だったが、ここで紹介しておかないと後で叱られる。
 Oさんも酒をこよなく愛し、酒を飲み尽くすほどの勢いで飲み、飲むといつも誰かと議論をしている。(この議論の相手になる誰かというのは後ほど判明。)
 あまりに多方面に渡る趣味が多すぎてこれといった紹介が難しいが、確実に言えることは耳学問の達人であり、あらゆる分野についての話題についていける 人である。
 
やさしい奥さんのお陰で最近では酒の勢いも少々おさまり気味であるようだが、次回は是非とも旅行に参加して欲しい。やはりOさんがいないと寂しい。
 

 
最後になったが、我が家の紹介をしておく。小生もいまだ現役、酒をこよなく愛するものの、最近では酒の飲み方をわきまえすぎて、二日酔いを忘れてしまった。Oさんとよく議論した昔がなつかしい。
 趣味が豊富で、碁・将棋・マージャン・魚釣り・旅行・ドライブ・山登り・園芸・写真・パソコンとあげていくときりがない。特に趣味の中の旅行・ドライブ・山登り」と「写真」と「パソコン」、更に「園芸」と「酒」と異なるつの分野の趣味をリンクさせてホームページをたちあげているのはさすがの多趣味家と言えるのでは?

 奥様はいたって控えめな方で、いつもやさしい旦那様に従っておられる。しかしながら、意見を言い出したら「絶対!」と引かないことも多いが・・・。
 今回の旅行には娘
も参加。中国に留学していたため香港に行ってみたいと日頃から言っていたので連れていくことにしたが、事前に中国語(北京語)と全く異なる広東語をCD付きテキストでにわか勉強をしていた。
以上、我々の仲間は総勢で9名。


2、福岡発のメンバー


 
福岡からはもう一組、北九州市からの参加で「JONO」さんという夫婦連れがいた。このJさんは定年退職されたばかりで、退職金と有り余る時間を使って優雅な旅行を楽しまれている。
 北九州のトラ(渥美清)さんといった風采の方で、まだ還暦を迎えたばかりにも係わらず、大阪組の若い女性グループから「おじいちゃん、おじいちゃん。」としたしまれていた。

 次回の旅行の参考に、今度はどちらを計画されているかと聞いたら、「カナダに行きたい。」と言われていた。
 

3、大阪からのメンバー

 大阪からは20名の参加。多い順に、Yさんという一族6名のグループ、あまり目立たなかった年輩の方4名のグループ、同じく混成4名の最も若い女性のグループ、後は二人づつのグループが3組であった。
 以下、二人連れのみ紹介する。夫婦連れの方は、52歳のご主人と奥様で、お二人とも初めての海外旅行と言われていた。旦那の背が高く、写真でもひときわ目立っていた。
 あと若い女性の二人連れで、一組は京都からの参加でSさんとFさん、二人の話しぶりが関西弁に聞こえたので大阪から来たのかと聞いたら「い〜え、京都で〜〜〜す。」と言われた。海外旅行は8回目とのこと。
 もう一組は神戸からの参加でS・MさんとK・Mさんという美人姉妹、海外旅行は5回目とか、この二人はホテルがKOWROONにあり、毎日一番最初にバスを降り、朝は一番最後に乗り込んで来ていた。
 
なお、今回の旅行では、食事の時は我々福岡組が11名とちょうど一つのテーブルで固まるには都合のいい数であり、そのためいつも福岡組で固まっていたため、他のグループと一緒に食事をするチャンスがまったくなかった。特に大阪の夫婦連れの方とはバスの中や歩きながら話をした程度であり、もう一歩親しくなれずまったく残念なことであった。
 

4、現地の人

 今回の旅行では添乗員はつかず、現地ガイドのみ。このガイドさんは、H社の香港支社勤務の「張」さんと、ついでにカメラマンの「和」さんと、更についでに香港のいかりや長助ことバスの運転手の「?」さんの3人。
 張さんは上海生まれであり、16歳で香港に移ってきて、学校卒業後H社に入社され現在にいたるとのこと。H社で20年になるとのことなので、年齢は40代前半か。
 日本語は達者で、イントネーションや語尾に若干の抵抗はあるものの意味不明といったことはない。一生懸命に案内してくれていたのが印象的。今回の旅行では、この張さんには初日の深夜にオプションで大変にお世話になった。
 謝!謝!
 
 


 〜 追悼文 〜

 この紀行文は平成12年11月当時のままで掲載している。

 その後、平成15年になって、Fさんが亡くなり、Oさんが後を追うように亡くなった。

 二人ともガンであったが、60歳の還暦も迎えない働き盛りのままで逝ってしまった。

 あの頃の元気な二人がどうしてこんなことになったのか、今でも信じられない思いである。

 また、皆で旅行に行こうと約束していたのに、その約束も永久に果たせないままになってしまった・・・。
 
 Oさん、Fさん、心からのご冥福をお祈りします。どうぞ安らかにお眠りください。